笑顔でケアできるように ~ふれあいセンター「そよ風」~

介護事業所は、職員が腰痛など身体の不調を訴える者が少なくない業界です。いつまでも笑顔で楽しくご利用者様と過ごしていきたいと思っていても、腰痛が悪化して、退かざるを得ないことも多い職場です。最近では抱え上げない介護を勉強して、介護の仕方を見直す動きも取り入れています。
それとともに、自分の身体を見直したらと、ピラティス講習を開きました。何気なく立っているだけ座っているだけでも、姿勢はとても重要だそうです。良くない姿勢だと身体の不調につながり関節や筋肉に痛みがでて、動きも非効率になるそうです。
ほんの1時間の講習で大きく姿勢が変わることはありませんが、つい後回しにしがちな自分の身体もメンテナンスをして大事にしていく意識を持つことが、明日の笑顔につながるんだなぁ、と感じました。

ウーバーレクチャーしてもらいました ~ぬくもりの家大空~

県の老健協からウーバーレクチャー(出前講座)に来ていただきました。私共は介助動作はわかっているつもりになっていますが、本当にその方に合った動作かどうか確認したいと常に思っていました。
そんな折ちょうどウーバーレクチャーとしてリハビリ専門職の方に来ていただく機会がありました。リハビリの先生に基礎の動きの説明を受けたあとに、あるご利用者様にモデルになっていただき、その方にあった動きを教えていただきました。理にかなった動きで、ご利用者様も介護者も両方が負担少なく立位歩行が出来るコツを学びました。
毎日の生活に関わる動きのことです。今一度見直す機会があり、職員一同とても勉強となりました。

災害時用トイレ ~ぬくもりの家大空~

いつ起こるかわからない天災に備える・・・ってとっても大事なことですが、つい後回しにしてしまいがちですね💦
でも9月の防災の日を前に、災害時用トイレを作るという講習を行い、改めて災害への意識を持つことの大切さを考えました😊
その災害用のトイレですが、身近な2リットル用ペットボトルのダンボールを2つ、
牛乳パックを8つで、作ることができるんです‼️

①なるべく同じメーカーのペットボトルのダンボールを、口と口が合わさるように重ねて押し込みます。
②上になるほうに、カッターで穴を開けていきます。
③牛乳パックをつぶして、2つを口と口が合わさるよう重ねて、段ボールの内側の隅に押し込みます。多少高さの調整が必要です。
④段ボールの4隅で牛乳パックの支柱で補強をしたら出来上がり。
⑤大きなビニール袋と、使用したら廃棄できるよう中くらいのビニール袋をセットしたら使用できます。

廃棄用のビニール袋はレジ袋くらいがちょうどいいようです。また、中に未使用の紙おむつやパッド、またはペット用シーツを入れておくといいかも、とアイデアも出ました。またスタッフの中に凝固剤を購入して自宅での備えにしている人もいて、凝固剤も使えるねんで、と話が盛り上がりました。
もし災害が起こっても、お互い相談して助け合える、そんな繋がりがずっとあるといいな~と思える講習会となりました😄

認知症の人と家族を支える研修会


本日、
認知症の人と家族を支える研修会
~住み慣れた地域で暮らし続けるために~
という演題で、近くのみくも地域人権市民交流センターにて
滋賀県認知症介護指導者の金子理栄子先生にご講義いただきました。
地域の皆さま、民生委員さま、運営推進会議委員さま方などにご参加いただきました。
具体的な例も織り交ぜながら、またたくさんのボールをお持ちいただき、記憶をボールに見立てて分かりやすく説明いただきました。
介護は怒らせたら負けということ、そして、改めて認知症は誰にでも起こる可能性があるということを認識しました。
質疑応答の時間も大変内容の濃いものとなりました。

普通救命講習 ~ふれあいセンターそよ風~

今年も甲賀保健所様主催の普通救命講習で勉強させていただいた
職員が、内部研修として別の職員に講習いたしました。
甲賀保健所様から訓練用AEDと訓練人形をお借りして、
心肺蘇生法とAEDの使用法を習いました。
テキストで読んだだけでなく、訓練人形を使って練習もしてみると
なかなかスムーズに出来ないことに気が付きました。

またこれからの感染流行シーズンにむけて使い捨てエプロンの
正しい脱ぎ方講習もしました。汚染されたエプロンから
知らずに感染することがあるようです。皆真剣に聞いていました。

感染防止には手洗いがとても重要です。
手洗いチェックができるブラックライトと専用のローションも
甲賀保健所様からお借りして、洗い残しがないかの確認をしました。
毎回のこととなると、どうしてもおざなりになっているようです。
しっかり洗っているつもりなのに、洗い残しがあることがわかり、
皆びっくりしていました。

この冬も健康で乗り切れるよう、気を付けたいと思います。

メンタルヘルス研修🧘🧘‍♂️🧘‍♀️

本日、メンタルヘルス研修として、NanaMohara インストラクターの前田先生にお越しいただき、メンタルヘルスの講義とヨガの実践をしていただきました。

まずは、メンタルヘルスケアとはの講義です。
呼吸は大事!
周りを気にせず、自分が気持ちいいを大切に・・・



そして、実践・・・
普段意識しない筋肉が伸びていく・・・
ふつうの運動とは違うけど、徐々にポカポカしてきました。血の巡りが良くなる感じで、心地よく身体がほぐれる感覚です。

先生、ありがとうございました。事業所ごとに伝えたり、家でも今日教えていただいたことを活かしたいと思います!😊

人生100年時代を健康に過ごすための口腔衛生について


本日、吉永公民館をお借りし、グループホーム大空・ぬくもりの家大空・通所介護事業所大空合同で運営推進会議を行いました。
テーマは人生100年時代を健康に過ごすための口腔衛生についてで、滋賀県歯科衛生士会 歯科衛生士の山本智子先生にご講義いただきました。
食べる、しゃべる、歌う、笑うはもうすでに口腔体操で、健康な生活を維持するために、またいつまでもおいしく食べるためには、噛む歯を残し、口の筋肉が大切であると教えていただきました。
歯周病は脳・心臓・肺・すい臓などさまざまな臓器にリスクを与えることも学びました。
身近な道具である紙コップ・使い捨て手袋・ストローを使って、先生手作りのものにストローで息を強く吹いたり吸ったりし、使い捨て手袋をふくらませたりしぼませたりして口腔体操をすることを教えていただきました。
オーラルフレイル自己チェック表で、お口の衰えがないか、どの程度危険性があるかも知ることもできました。

メンタルヘルス対策健康教室



昨日夕方、同仁会クリニック様より講師の方にお越しいただき、『ストレスと上手に付き合う思考法~考え方のクセを見直すワーク~』というテーマでメンタルヘルス対策の出前講座をしていただきました。
コップに水が半分もない絵を示していただき、「もうこれだけしかない」と思うか「まだこれだけ入っている」と考えるか、ストレスは受け止め方しだいで、状況によってはプラス思考だけでも良くないし、落ち込んだり不安にとらわれてしまっても良くない・・・無人島で次の給水まで1時間に一口ずつ飲んで待つというように適切なプラス思考で乗り切るというお話は目からうろこでした。
三重になっている円の写真は「べき思考」の境界線のワークで、「約束の時間の5分前には待ち合わせ場所に着いておくべきか」という質問に「自分と同じ」か、「少し違うが許容範囲」か、「自分と違い許容できない」かを先生の合図で同時に指を差しました。「べき」の許容範囲を広げる努力と相手にどうしてほしいか伝えるようとする工夫・努力が必要と学びました。
最後はリラクゼーションとして、実際に体を動かして肩や腕のエクササイズの仕方を習いました。肩や腕・手に思い切り力を入れたあと弛緩するとき、「だーーーっ」と声を出してやってみると先生のおっしゃるとおり、よりリラックスできるような気がしました。